国際結婚、どっちが先?配偶者本国それとも日本?

今回の宮尾デスクは、ちょくちょく相談が持たれる、国際結婚について言及したいと思います。まず、課題になるのが日本か外国か、どちらかで先に結婚、入籍をするかという事ですが、現在中長期在留者が結婚される場合は、日本で先に結婚するのが一般的かと思われます。日本で先に結婚(入籍)し、在日母国大使館に、結婚報告的手続きをして両国での結婚が完了となります。その先に在留資格変更を上げることになります。

一方、日本人が日本に在留していない方と結婚する場合は、一般的には、先に相手の本国に於いて結婚し、その結婚受理証明証を持って、日本のあなたの市町村に届けるのがベターとなります。理由は、短期滞在ビザで外国の方が来られても在日大使館で婚姻要件具備明書を取ることが困難であるからです。

ただ、韓国籍の方は、90日ビザ免除国であり、また、在日韓国大使館で結婚のための必要書類が取得できるので、日本で先に結婚する方が手順はいいかと思われます。

いずれにせよ、両国で結婚が成立したあと、日本で暮らしていく場合は、在留資格「日本人の配偶者等」を取得することになります。

 

長野市で、外国人ビザ申請取次をしている、あなたのビザライフをサポートする、PI企画宮尾行政書士の宮尾デスクです。