外国人受け入れの日本の立ち位置

けさの日曜報道で、日本の人口の減少に対する外国人受け入れ政策について論議を交わしていましたが、現実に即した具体性のある論戦で興味深く拝聴しました。橋下キャスターと法務大臣と埼玉県知事という構図でしたが、その中で感じたことは、そもそも何の為に外国の方の受け入れをしているのかという日本としての目的立ち位置を、この人口の2,5%の外国人シェアの段階で確認する必要があるのではないかと強く感じた次第です。国際協調による人道的立場で受け入れるのか、建設業等の一次産業の労働力不足の補填から必要としているのか、IT等優秀な技術者を産業のブレーンとして応募しているのか等々、一概に決められないにしてもその外国人受け入れの原始的な動機を考察すべきであると感じられました。その後水際の法整備をリニュアールして体制を整えある程度明確なビジョンに基づいた受け入れをしていくべきと思われます。只現状の問題に対してつぎはぎ的な意見の中での防御策を繰り返しても日本の外国人受け入れの姿勢ポリシーが国内そして国外の方々に頒布し、ある程度主旨を理解してもらわないと、今後慢性的な社会問題となりかつ人道的にも好ましくない状況が起こってくると思われます。法務大臣が言われたように1割を超えない今こそが舵取りの時期であると思われます。