先ごろ今月2日にプーチン大統領がモンゴル入りした。当然司法的シナリオではICC(国際刑事裁判所)加盟国のモンゴル共和国は国際刑事犯罪人のプーチン大統領を逮捕すべき義務があり取り押さえられる場面であるが、実際はプーチン氏は余裕の表情で飛行機のトラップを降りてきてモンゴル軍隊にうやうやしく迎えられている。・・・・・・
ICCは国連から独立した機関ではあるが世界124か国が加入している国際司法機関であり、戦争犯罪や人道上の犯罪等国際犯罪を裁く国際的裁判機関である。に対し今回の対応は国際司法が明らかに外交に見下ろされている、恣意的外交が優先することをあっさりと世界に表明した事態と言える。また、この状況に対するマスコミ報道はあってもしかるべき公からの声明や措置は聞き及んでいない。ウクライナ外務省からの声明はあったが・・・・