現在就労系在留資格は就労型と経営型の2つに分けられると思いますが。
その中、被雇用型就労ビザは、大別して3つのカテゴリーに分かれます。①ホワイトカラー系②クラフト(職人)系③レイバー(労働者)系でありビザの種類で言えば代表的には①技術、人文知識国際と企業内転勤、②技能、③技能実習及び特定技能、等と分類されます。
その中で現在日本社会の構造的に特に需要が高まっているのは、③のカテゴリー建設業、外食業、宿泊業等であり、殊に建設暁関連は人材不足が深刻に差し迫った状況になっている。しかしながら現在新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な入国制限措置が行われており先の状況は不透明であり、人材不足の対応を進展するにあたって明確な予定計画は滞ることは致し方ないと思われます。そこの現実を見据えながらも、今後の基盤基幹となる建設業の安定化に対する改善策を前向きに構築していかなければならないことは否めません。
現況に於いて建設業界においては、外国人の人手を増加していくにあたっては、技能実習生と特定技能の関連を明確にし、その移行を進展させていく為に、それらに携わる機関の充実が喫緊時と思われます。そして、その中核をなすのが外国人労働者の受け入れをケアしコーディネートする役割の登録支援機関の存在となります。そしてそれは数というよりも質の高さを追求し、外国人の人権を尊重したアプローチのできる総合プロデュースコンサルタント的機関が望まれると考えます。概して職場での働く条件や優遇に重点が置かれがちですが、5年なら5年間を見据えた生活環境の整備、さらに日本の文化慣習を短い間にも習得できるようなプログラムの中で楽しく安全で有意義のある日本ライフを望めるシステムの設計が是非とも必要と考えます。その生活ソフトを重視した環境づくりのできる、言ってみれば「日本のもてなしの心」が反映された受入れ機関の構築が必要と考えます。
今回は若干観念的な入れ込みが注入されたデスクコラムになりましたが、上記受入れコンセプトはあらゆる意味で不可欠な事項と思われます。
現在長野市でVISAデスクを運営する、特定行政書士のPI企画宮尾行政書士です。
あなたのビザライフを応援します。グッドラッグ…